Một buổi ráp chữ bằng tay
Đọc quan hệ giữa thao tác, lỗi và nhận thức; xác định tác dụng của các chi tiết cảm giác.
Bài đọc
読んでみよう雑誌の編集を20年続けてきた私が、先日、古い印刷工房で活字を組む体験をさせてもらった。キーを押せば文字が一瞬で画面に並ぶ時代に、鉛でできた小さな活字を一本ずつ拾い、並べていく。どれほど手間のかかる作業かは想像していたつもりだったが、実際にやってみると、つまずいたのは思いもよらないところだった。
作業の順序はこうだ。まず原稿を見ながら、棚に並んだ活字の中から必要な字を拾い、手に持った金属の枠に一字ずつ並べていく。一行分がそろったら長さを整え、行を重ねて一ページの形にする。最後にそれを固く締めて、試しに刷ってみる。
一番手こずったのは、字ではなく、字のない部分だった。画面の上では、字と字の間や行の終わりの空きは、何もない場所にすぎない。しかし活字の場合、その何もない部分も、「込め物」と呼ばれる、字の彫られていない金属の小片で埋めなければならない。一行の長さは決まっているから、わずかでもすき間が残れば、刷るときに活字が動いてしまう。私は行の終わりで込め物を出し入れし、指先でほんのわずかなすき間を探り続けた。そうするうちに、空白というものの見え方が変わってきた。空白は、文字が置かれなかった残りではなく、重さも厚みもある「もの」として、文字を両側から支えている。ページとは、文字と空白が押し合ってできた一つの構造物なのだ。
試し刷りでは、思わぬ誤りも見つかった。「会社の帰りに」と組んだはずの一行が、「社会の帰りに」となっていたのである。活字の面には文字が左右逆に彫られているため、組んでいる途中の行は鏡に映したように見える。読み慣れない裏返しの文字を追ううちに、二つの字の順序を取り違えたのだ。画面であれば、こうした誤りは打ち直せば一瞬で消える。だが、ここでは二本の活字を抜き取って入れ替え、行全体を締め直さなければならない。
時間がたつにつれて、作業の速さが私の読み方を変えていった。一行を組むのに何分もかかるので、文は拾う手の速さでしか進まない。ふだんの私は、意味をつかもうとして目が先へ先へと急ぐ。ところがこの速さでは、一つの言葉を置いてから、次の言葉を待つことになる。すると、一文の中に「の」が四つも続いていることや、読点の位置が息継ぎの位置と合っていないことが、いちいち気になり始めた。その原稿は、私自身が手を入れて仕上げたものだった。私はその晩、家に帰ってから、その一文を書き直した。
速く読むことが悪いわけではない。ただ、言葉を進める速さが変われば、見えてくるものも変わる。あの日、指先で確かめた空白の重さを、私は今も画面の前でときどき思い出す。
Bản dịch tiếng Việt
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